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ferret創刊編集長・飯髙悠太さんが、soarのWebマーケティングアドバイザーに就任!

インターネットをつかって、困難に直面した人をサポートすること。そして、誰もが自分の可能性を活かして生きる未来をつくること

ウェブメディア「soar」を運営するNPO法人soarが、このビジョンの実現に向けて力強く一歩を進めていくために、外部のアドバイザーに就任していただくことになりました!

アドバイザーの第一弾として決定したのは、株式会社ベーシック執行役員であり、Webマーケティングのノウハウが学べるメディア「ferret」の創刊編集長である、飯髙悠太(いいたか ゆうた)さん。

soarがWebマーケティングに取り組むことで見えてくる可能性、NPOがビジネスセクターからアドバイザーを招聘することの意味について、飯髙さんとsoarの経営メンバーが語りました。

(左から、碇和生、工藤瑞穂、飯髙 悠太、モリジュンヤ、鈴木悠平)

飯髙 悠太 @yutaiitaka
株式会社ベーシック 執行役員
ferret Founding Editor

広告代理店、制作会社、スタートアップで複数のWebサービスやメディアの立ち上げる。企業のWebマーケティングやSNSプロモーションをはじめ、50社以上のコンサルティングを経験。

2014年4月「ferret」の立ち上げにあたり参画し、同年9月にリリース。3年半で月間480万PV、38.5万人の会員(2018年6月現在)に成長。東証1部上場企業を含めコンサルティングを実施。
https://ferret-plus.com/
工藤瑞穂
NPO法人soar代表理事・ウェブメディア「soar」編集長

1984年青森県生まれ。宮城教育大学卒。仙台の日本赤十字社で勤務中、東日本大震災を経験。震災後、「小さくても、わたしはわたしにできることを」をコンセプトに、仙台で音楽・ダンス・アート・フードと社会課題についての学びと対話の場を融合したチャリティーイベントを多数開催。2015年12月より、社会的マイノリティの人々の可能性を広げる活動に焦点を当てたメディア「soar」をオープン。2017年1月に「NPO法人soar」を設立。イベント開催、リサーチプロジェクトなど様々なアプローチで、全ての人が自分の持つ可能性を発揮して生きていける未来づくりを目指している。
http://soar-world.com/
モリジュンヤ
NPO法人soar理事、株式会社inquire CEO

1987年生まれ、横浜国立大学卒。2010年より「greenz.jp」編集部にて編集を担当。独立後、「THE BRIDGE」「マチノコト」等のメディアブランドの立ち上げに携わり、テクノロジー、ビジネス領域を中心に執筆活動を行う。15年、編集デザインファーム「inquire」を創業。17年、社会をアップデートするクリエイティブポータル「UNLEASH」を創刊。エンパワメントやウェルビーイングの実現のため、メディアやプロジェクト、組織の編集に取り組む。株式会社アイデンティティ共同創業、NPO法人soar副代表、NPO法人マチノコト理事。
https://inquire.jp/
鈴木 悠平
文筆家・編集者

〈わたし〉からはじまる「小さな物語」たちを紡ぎ、編み、届けていくことをテーマに、企画・執筆・編集業を営む。

https://h-navi.jp/株式会社LITALICOにて、発達障害のポータルサイト「LITALICO発達ナビ」/ 働くことに障害のある方の就職情報サイト「LITALICO仕事ナビ」の編集長を務める傍ら、NPO法人「soar」の理事/ライターとして、「人の可能性が拡がる瞬間」を捉え、物語として届けていく活動に携わる。

マイプロジェクトとして、暮らしの中で表現する人たちが集うウェブマガジン「アパートメント」管理人、パパになったことをきっかけに勢いで始めた「保育園を、つくろう」プロジェクトなど。
碇和生
株式会社IDENTITY 共同代表取締役、NPO法人soar理事

大手金融機関などへのWEBマーケティングのコンサルティングに従事。その後、非営利事業やスタートアップの創業を経て、複数のスタートアップで資金調達/マーケティング/新規事業立案のアドバイスを行う。
http://identity.city/

「困難に直面したひとに良質な情報を届ける」そのためのWebウェブマーケティングを

工藤:今回は飯髙さんにアドバイザーになっていただけて、一同とても喜んでいます!「soar」はこれまで、障害や病気など様々な困難に直面したひとをサポートする事例や、当事者のストーリーを発信することで、読者をエンパワーメントしてきました。今後もどんどんメディアを成長させたいと考えてるので、ソーシャルセクターではない領域で活躍するプロフェッショナルに協力してもらえることは、とても心強いです。

飯髙:soarは記事を読んだあと心が温まるメディアです。文字量は数万文字あるのに、不思議と疲れない。好きなメディアにサポートとしてだけでなく、直接関わることができて嬉しいです。

工藤:soarはずっと「その情報を必要としている人にどう届けるか」に取り組んできました。良い記事をつくって蓄積できているし、SNSでもどんどん反応してもらえるようになってきています。

検索経由で記事にたどり着いてくれる人も増えてきていて、「必要としている人に良質な情報を届ける」というミッションに向けて進めている実感があります。手応えが出てきたこのタイミングで、さらに成長させていくために「ちゃんとWebマーケティングをやろう」ということになりました。

モリ:ただ、現在の理事はWebマーケティングの知識や経験もあるけれど、専門家ではなくて。メディアとマーケティングを専門にし、数々の立ち上げや成長を担ってきた人にアドバイザーになってもらえたら、さらにsoarという媒体が成長できるという話になったんですよね。

鈴木:誰に頼もうかと話をしていて、メディアができた当初からずっと応援してくれている飯髙さんにお願いしたい、ということになって。soarの世界観に共感してくれていて、なおかつsoarが持つ定性的な価値を理解してくれている人。

さらに、「そもそもWebマーケティングをどうやっていくべきか」という大枠を考えられる人ってなかなかいない。

モリ:コンテンツSEOやソーシャルメディアマーケティング、Googleを始めとする広告の運用など、やれそうなことは山程あるんだけど、どう戦略的にやっていくかについてアドバイスしてもらえるといいなって。

鈴木:僕らも、soar以外にもメディアの立ち上げや運営をやってきた中で、 それぞれ成功体験や引き出しはあるけれど、より戦略的、構造的に考えられる人の力を借りたいと思ったんですよね。今のsoarの目標と組織フェーズに対して、「まずやるべきことはこれ、次はこれだね」と戦略を描きつつ、アプローチに落としたくて。

碇:マーケティングは戦略と戦術でレイヤーが分かれていて。僕は戦略レイヤーに関わることが多いけど、飯髙くんのように戦術レベルにも精通した経験者に話を聞きたいと考えていたんだよね。

人間の深みまで届く優しい記事づくりがsoarの強み

飯髙:僕がsoarですごいなと思うのは、「読者のための本当にいい記事」を自然に作ってきたことなんだよね。世の中のメディアの大半は、あんまり“心“がないと思う。

そんな中で、soarはとても心があるメディアだなと思っていて。優しさが出てるんだよ。読んで「面白かった」ってだけでなく、人間の深みまでちゃんと届いてるのがsoarの強み。

工藤:嬉しい!イベントでリアルに読者のみなさんとお話する機会をつくっているし、SNSでも読者との距離感が近いから、考えていることを直に感じられるからかもしれないですね。

飯髙:SNSといえば、soarって記事が公開されたらTwitterでも素早くメンバーがシェアしてるよね。あれはマーケティングとして見てもすごく正しいこと。記事が公開されたら、メンバーが全員シェアするというのが、普通にやれているのはすごいよ。

工藤:自分たちが何よりもsoarの記事のファンなので、届けたくて仕方ないんですよね(笑)!

飯髙:それはいい状態だね(笑)。僕が入ったら、Twitterのようなプラットフォームでどうすれば再現性を持って記事を多くの人に読んでもらえるかっていうのは伝えるね。

工藤:感覚でやっているところがほとんどだから、それはすごく助かります...!

飯髙:他にも、Googleの検索エンジンってこういう仕組みになっているよというのも伝えられると思う。 検索エンジンって、どれだけの要素で順位が決まっているかって分からないよね?

200以上の要素が検索順位を決める上で関係していて、それを考えながらサイトやコンテンツをつくる。でも、順位に影響を与える要素に対応するためにサイト内で可能なことってマイナスをゼロにする行為。

ゼロをプラスにする行為っていうのはコンテンツの質なんだよね。soarのライターさんたちが、定量的にコンテンツの価値を把握しながら、記事を作っていけたらもっと良いメディアになるよね。

鈴木:記事の質を上げるだけでなく、情報を求めて検索している人がよりsoarの記事にたどり着きやすくなるために、記事づくりを最適化していけるのはとてもありがたい。困難があってサポートを求めて検索するひとが最初に出会う情報が、安心や希望が感じられるものにしたいとsoarは思っているので。

より読者や寄付者の気持ちを理解し、寄り添うために

工藤:飯髙さんから見て、soarはマーケティングに力を入れたらもっといいメディアに成長させていけそうですか?

飯髙:そう思うよ。今はまだきちんと記事の評価をしていないと思う。たとえば、この記事が多くの人に読まれてGoogle検索でも上位にきている。それで「アクセスが増えてよかったね」で終わるんじゃなくて、いろいろな軸で記事を評価してあげる必要があるんだよね。

なぜ上位にきて多くの人に読まれているのか、他の記事と何が違うのかを比較して、その視点を他の記事づくりに活かしたり。一度公開した記事でも、読み手に合わせて再編集していくことも必要だね。

工藤:そうですね、どういう記事が必要とされているかの仮説だてもちゃんとできていないと思います。

飯髙:記事の作り方も改善していけると思う。今は、病名や障害名、悩みベースで記事のカテゴリが分かれているけれど、その人たちの状態って、フェーズがもっと細かく分けられるはず。

本当に今すごくつらい状況にある人もいれば、もう少しその度合いが低い人もいる。「同じキーワードで検索している人でも状況が異なる」ことを認識できれば、次はどういう状況の人を取材すればいいかがわかるよね。

工藤:もっと記事を読んでくれる人の状態を細かく考えることができれば、誰を取材するかや出す記事にも反映されていくってことですよね。

飯髙:そうそう。読者の状況は「カスタマージャーニーマップ」に照らして考える必要があると思ってて。その記事に対して、心から共感してくれる人もいれば、それがきっかけで少しそのテーマに関心を持つくらいの人もいる。

読者は誰なんだろうってちゃんと特定して、読者のために発信することが、「本当に読者のためにいいこと」だなって思うんだよね。

モリ: NPOのカスタマージャーニーマップは、「ドナージャーニーマップ」って言うらしいんだよね。

工藤:以前スタッフで、寄付者に素晴らしい「社会を変える旅」を経験してもらうための「ドナージャーニー」を考えてみたんです。soarに共感してくれてる人はどういった人か、その人たちに対してsoarがやるべきことはなんなのかが見えてきて、すごくよかった。

碇:今、アプリやウェブサービスを開発する企業だと、ユーザー観察やインタビューを実施して、カスタマージャーニーマップ作るのは、当たり前にやっていること。soarもNPOとして実践していくことで先駆けになれたらと思うし、そのための体制構築として、飯髙くんにアドバイスしてもらったりできると心強い。

飯髙:「なんでこの人が寄付してくれたんだろう」って考えるのはいいことだよね。どんな人がどんなきっかけでsoarを知ったのか、記事を読んだりイベントに参加したり…soarのコンテンツに触れていくなかで、どんな理由で寄付をしようと思ってくれたかを考えることで、より読者や寄付者の人たちの気持ちが理解できるようになる。

ビジネスセクターとソーシャルセクターの交流を加速したい

モリ: soarでよく議論していたのが、NPOはもっとWebマーケティングを活用できるんじゃないかということ。日本で上手くマーケティングできているNPOってそんなにないと思っていて。

ferretは、中小企業だからこそWebマーケティングに力を入れたほうがいいという思想だと思うんだけど、NPOも同じだなって。リソースが限られている中で、最大限の効果出していくのであれば、もっとWebマーケティングを取り入れるべきだし、テクノロジードリブンでやるべきだなって思ってて。

碇:soarのボードメンバーはそういう感覚が共有できているのが強みだよね。soarが実践してきたことをできるだけ広めたいから、体系的にまとめてアウトプットしていきたい。

マーケティングを専門でやっている人たちがsoarをみて、「こういう風に自分たちの力を活かせるのか」と思ってもらえれば、他のNPOに協力して社会課題の解決に一歩近づくかもしれない。

飯髙:世の中のマーケティングに対する理解は上がってきているけど、「マーケティング」の話になると、集客の話だけに終始してしまうことが多いんだよね。でも、本当はマーケティングは集客に限らず、色々な場面で役に立つ。

それって、寄付にも活かせると思うんだよね。寄付をしてくれた人はどういうプロセスで行動してくれたんだろう、というのがわかってくると、どうアプローチしたらいいのかわかるし。マーケティングの可能性を正しく社会に伝えられる一つのきっかけになるといいな。

モリ:「日本には寄付文化がないから、寄付が集まらない」っていう話がよくあって。僕は、文化の問題だけじゃないと思うんだよね。サイエンスできていないという問題もあると思ってて。どうしたら寄付してもらえるのかを分析して、再現性をもったアプローチをできるかが大事なんじゃないかなと。

飯髙:「助けてほしい」っていうアプローチではなく、NPO側がしっかりと「寄付者がどうしたい」をしっかりと観察した上で「じゃあこういう寄付ならどうでしょう」って提案していくべきだと思う。こういうことをどんどん体系化していって、「soar tech」を確立させよう。

一同:soar tech…!

飯髙:soarでやってみたことは、僕が自分の事業にも持ち帰って活かせる。逆にsoarからもらえるものがあるって思ってるんだよね。

モリ:IT企業の人達でも、社会課題の解決に関わりたいのに、企業とソーシャルセクターは距離が離れてるからできないって人は多い。ここの行き来というか、人材交流を活発にしていくだけで、かなり社会は変わると思う。そのためにsoarでのマーケティング実践例をオープンにしていきたいね。

工藤:マーケティングに限らず、soarで実践してきたノウハウは、NPOや福祉・医療など、soarが関わっている領域の人たちにどんどん伝えていきたいと考えています。それによってみなさんがどんどん活動を広げられるし、そのぶんサポートできる人が増えるはず。

世の中の社会課題解決のスピードが速まるし、私たちの目指す「誰もが自分の可能性を活かして生きる未来」も実現できる。soarと一緒に、みんな成長していく。そんな状況をつくっていくために、様々な領域のプロフェッショナルと協働していきたいですね。

まずは飯髙さん、どうぞよろしくおねがいします!

soarでは、飯髙さんにマーケティングアドバイザーとなっていただき、より多くの人に良質な情報を届けるため尽力していきます。また、人がよりよく生きれる社会づくりのために活動するNPOをはじめとしたソーシャルセクター、福祉領域のみなさんにもノウハウを公開し、エンパワーメントしていく予定です。

これからのsoarを楽しみにしていてくださいね!

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